2006年10月25日

キモノ着ない分、目で楽しむ3

結うこころ
結うこころ
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.25
村田 孝子編著
ポーラ文化研究所 (2000.11)
通常2-3日以内に発送します。


 古写真本と合わせて読むと、一層面白いっす。写真いっぱい、解説多し。
 昔から、時代劇とかの女性の髪形、 「いったい、どういう構造で、どうやって結ってんだ??」と不思議でしょーがなかったんですが、この本で少し理解が進みました。

 キモノにはまってからというもの、己の髪の少なさに悩み、 「くそお、キモノと頭が合ってない!もっと頭にインパクトが欲しいんだよー!」ともがいておったのですが、かつての女性達も、心は同じだったようです。
 この本の中に書かれていた、某有名文学作品(江戸期)のお話で、若いのに髪が少ない事に悩んでいた奥様が、使用人の髪の多さ・美しさを妬んで「髪を切れ」とか言っていじめるってなエピソードが紹介されてました。
 はー…いつの時代も、女は女ねー。

 日本髪って一口に言うけれども、ものすごい数の結い方(型)があって、しかも時代時代で進化したり廃れたり、新しいブームが起こったり。あまりにも詳しく沢山書かれてるので、正直、一読しただけでは把握しきれませんな。
 一番興味深かったのが、当時の結い方を再現してみるページ。
 長髪のモデルさんを使って、順番で写真撮ってってるんだけど、「へー、こんな風になってたんか!」とビックリ。
 昔も、入れ毛(アンコ的なもの)や、付け毛(エクステンション的な)ものを使ってんのね。
 昔の人って、全員地毛であの髪の毛結ってんかと思ってましたわ。
 かつての日本婦女子は全員多毛…んなわきゃねーよなー。

 時代劇でよく見る型の、襟足の毛が「ういっ」と持ち上がってる部分は、鳥の羽みたいな形の和紙の芯が入ってるんですよ(あまり張り出してない型なら、使わない結い方もあるだろうけど)。
 で、油で粘りをつけてるから、あの微妙な膨らみだの流れだのがキープされる、と。
 あわよくば、日本髪っぽい結い方をエッセンスだけでも取り入れ、自分で結えないか…とか思ってましたが、全く無理ですな。
 ポニーテールにするだけでも「ったりー」とか思っちゃうズボラ人間だからなー…
posted by しずか at 19:00 | TrackBack(0) | おすすめのキモノ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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