2005年02月21日

涙の別れと夢で逢いましょう

 長きにわたっての友Y嬢が、めでたく結婚することとなり、共通の友E子嬢とお祝い食事会をする事になりました。
 って…去年の11月の話なんですけどね…

 ま、なにはともあれ。

 Y嬢は遠く離れた土地へ転居してしまうので、寂しい別れでもあったのです。そういうここぞって時は、やはりキモノで無いと!それも、賑やかしキモノでないと!

041113_2.jpg041113_3.jpg

041113_5.jpg041113_4.jpg


 やっとお目見えの渋い赤地に銀糸で薔薇が織り込まれてるマジョリカお召し。豆千代モダンの♪織り名古屋帯シルバー。それに合わせて、半襟も豆千代モダンの♪サクランボのピンク色。足袋もピンク。下駄も活発なクロ@ボ女子鼻緒が可愛い豆千代さん下駄で。あぁ、豆千代さんに財布握られてるようなコーデ(笑)。
 寒かったので、自作黒×赤のベルベットショールの黒面を上にして、お手々のカタチのアンティークカーディガン留めで留めました(けど、ショールの重量に負けてずるずる取れる取れる…)。
 寒い日にはもってこいの黒髪ボブヅラに、きらきらト音記号髪留めをつけて、昭和初期の浮かれ女に変身完了!

 祝う気満々で吉祥寺へ。

 ちょっと時間があったので、マルイに出店したばかりの吉祥寺「クルリ」を覗いて見る事に。
 原宿のクルリ・AGARU、全然足を運んでないからリニューアル以前の雰囲気しかわからんけど、この吉祥寺「クルリ」は、なーんか「クルリ」っぽくないというか…マルイの中だから、周りのお店のディスプレイ具合と合わせてるのかもしれないけど、違和感というか変にコジャレ感というかが…あ、けしてけなしてるんじゃーないです。配置は見やすいし、店員さんも感じよくて相談しやすいし。でもなんつうか、「ほの暗い」「まったり」ってのが好きなあたしには、「真っ白な世界!」「長居難しい!」と感じられました。うーん、上手く表現できないや。
 でも品揃えは、くうー(涙)、欲しいものだらけだよー。でも値札見ると「うッ」っつって買えないようー。

tabisime.jpg

 んで、前から欲しかった黒別珍足袋と、市松帯締めのみ購入。どっちも適正価格。


 井の頭公園を散歩しつつ、待ち合わせの「宵@草」へ向いましょう。晩秋の公園で、少しおセンチになってみたり…なんて期待してたら、すーげーよー、人が!どっから沸いてくるんだっていうレベルの、フリマ?な出店&ミュージシャン&ワンコ散歩の人で、歩道は混み混み。

 うへぇ〜。

 ちと神経病みが進んでいた時期だったので、頭痛・息切れがしてきて苦しかった。
 あんなの「公園」じゃないよ。 「原宿駅の横の橋みたいののとこ」 だよ。井の頭公園、もう平日にしか絶対行かない!


 で、心の安らぎっつったら、やっぱし「宵@草」。いつもと変わらない佇まい。
 んが、ちょうど運悪く?良く?、テンペラ画家さんの展示即売会をやって居られまして、もちろん普通の客も入れたんだけど、「この人は絵を買いに来た(観に来た)客なの?」な関係者さまがたの視線が辛かった…Y、E子、早く来てくれ…と思いつつ、澁澤なんかを夢二文庫カバーかけてつらつら読んでおりましたよ。話しかけてこないでくれ!オーラ出して。
 小さな喫茶スペースに飾られた絵は、ミュシャとクリムトが混ざって少女漫画っぽくなったような、あたしは好きな感じのばかりでして、金額のゼロが一個少なければ一枚買っても良かったかなぁと思ったですよ。

 完全ロリータファッションのY嬢・E子嬢が到着すると、一気におしゃべりに花が咲きました。
 主に、下着の話、病気(婦人科・肛@科)の話、薬の話(E子嬢がくわしい)、入院体験談など…  あぁ〜、高級レース・フリルのお人形のよなお嬢様方が、シモな話ばかり…すげー面白かった。勉強になったし。
 で、遠目にテンペラ画家さんが、「なんなんじゃこいつら」的なガッカリ目線をくれるのも面白かったデス。
 すっかりまったりしてまた長居してしまいました。


 お茶が腹でこなれたところで、お食事場所へ移動。
 新代田の「元祖 日@丸軒」へ。ここもまた、いつもと変わらない佇まい。
 お隣の席にリーチ目のカップルさんが「こんな場所でオシャレにデートしてる俺らってどうよ?」な空気を発しておられましたが、あたしどもは相変わらずのシモトークで…退席早い早い。「アガル」の邪魔してゴメンね、お二人さん。
 でも、店主のKさんにはあたしどもは気に入っていただけた様子。
 数度来ているあたしの事はぼんやりしか覚えていないようで「この前はフランス人の方とご一緒に来られましたよね?」と仰ってましたが、S丸さま夫妻の事なのでしょうか…めっちゃ九州顔のお二人ですが、国籍なんでしょうかね(笑)。
 で、初来店のY嬢には

 「貴女は以前お会いしましたよね」
 「そうだ…!夢の中でお会いしましたよ!

 と、「…えぇッ!? 」な発言を…。しかも何度も…。
 いや、K氏は大真面目なのです。
 それに応えるY嬢も、

 「確かに会った事あると思うんです。思い出せないなぁ。」
 「夢の中、かもしれない…うーん。」

 と、「…うぅえぇッ!!? 」な発言を…。
 いや、Y嬢も大真面目なのです。

 あたしとしては、年齢不詳の永遠の少女顔で、「下妻@語」に触発されただけのロリ新米じゃない、ふわふわひらひらを皮膚の一部として着こなす、いや、着倒している真性ロリータY嬢に、K氏は一目で感じ入ってしまった、俗に言えば一目惚れしてしまったのではないか、と…。
 でも哀しい事に、出遭うのが遅すぎたのです…Y嬢のお嫁入りパーティーに、というこの皮肉な運命。それもK氏に科せられたなんらかの業、なのでしょうか。

 なんつって。

 で、K氏は「また来てくださいね!」「いつでも大歓迎です!」も連発。
 そ…そんなにロリータがお好きだったとは(なんとなく予想は出来てたけど)。

 でも、 「夢で逢いましたね」という台詞をマジに邪心無く吐ける人は、この世にどれくらいいるのかと思うと、Y嬢を連れていけてホントに良かったなぁと、いいもん見せて(聞かせて)もらったなぁと思いました。

 Y嬢・E子嬢、また「元祖 日@丸軒」行こうね〜。
 泣く泣く電車内でY嬢とお別れ。

 今度いつY嬢と逢えるのやら…と思ってたら、先月(1月)、ふらっと拙宅に泊まりに来ました。

 あれっ? 

 涙の別れは…必要なかった!!?
posted by しずか at 23:55 | TrackBack(0) | キモノに関するお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。